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実りの秋、食欲の秋、それぞれの秋〜十月第三週〜

  • ishiharake4
  • 10月17日
  • 読了時間: 5分

前回のブログを上げてからはや二週間。皆さま体調お変わりなく元気に過ごしておられるでしょうか。キとではスタッフもメンバーさんも風邪ひくことなく元気に秋冬へ向かっています。今週は畑の作物も初夏に植えた分は収穫していて、畑部も絶賛冬支度中です。

あっという間に十月が終わりそうで日々ドキドキしています。

気がついたらもうお正月になってしまいそうですね。それでは本日のお品書きはこちら


お品書き

マコモダケを食べてみる / グッズ販売強化中です / こだわりの貼り絵 / もち米を収穫しよう/さいごに




-マコモダケを食べてみる-


キと畑部が大切に育ててきたマコモダケがついに食べ頃ということで思い切って大収穫しました。丹精込めて育てたマコモダケを収穫するのがとても寂しくて、大きく育ったのだからおいしくいただきたい気持ちと、収穫してマコモダケとの日々が終わってしまう寂しい気持ちがせめぎ合っていました。が、せっかく大きく立派に育ってくれたのにベストな収穫時を逃してしまうのもまた申し訳ないということで、ついに畑部は一大決心をしました。みんなで収穫をして外皮を剥き、まずは天ぷら、そしてペペロンチーノにして食べてみました。


マコモ天丼
マコモ天丼

読者の皆さまはマコモダケを食べたことはありますか?マコモダケはとても不思議な食べ物です。「ダケ」と付いていて一見きのこのようですが、真菰(マコモ)という稲科の植物に黒穂菌という菌が付きます。するとその黒穂菌がついたマコモの根本部分がぽっこり白く膨らんできます。そこが食用のマコモダケになるのです。つまり食べている部分は稲科の植物でもありながら菌でもあるんです!

食感はアスパラガスやブロッコリーの茎部分、たけのこを混ぜたような不思議な食感で、調理法でも少し変わります。そしてみんな気になるお味はほんのり甘い。なんとも面白い食感と甘味が素朴な料理によく合います。天ぷらにせよ素揚げにせよ、あまり濃い味付けはしないで塩などでいただく方がマコモダケの味を邪魔しないです。

この時期にしか出回らない旬の食材「マコモダケ」。

みんなで分けて食べてもなお、まだまだ収穫できたマコモは残っていたのでそれぞれお家へお持ち帰り。各ご家庭でも美味しく食べていただけたようで嬉しいです。


どすこい
どすこい




-グッズ販売強化中です-



キとのメンバーさんが制作した絵を使ったグッズを実はSUZURIというサイトで販売しています。メンバーさんそれぞれの持ち味を生かした作風の絵を使ってグッズにしているのでぜひご覧ください。まだ商品は順次アップロードしている段階ですので商品数は少ないですがこれから増えていく予定です。

このホームページに登場するイラストもグッズになっているかも!このホームページのアーカイブにも絵は公開予定ですが、そこに載せきれない作品も商品になったり、その逆もあったり・・・商品ページとインスタ、そしてホームページを見るとキとのメンバーさんの絵をたくさん見ることができますので、ぜひ色々覗いてみてくださいね (◍•ᴗ•◍)






-こだわりの貼り絵-


ある日、メンバーさんから茶色いニワトリと白っぽいニワトリ、それからヒヨコが三匹の貼り絵作品を作りたいと要望がありました。それじゃあやってみようかと、ゆっくり対話を重ねてレイアウトを決めます。それぞれのサイズや配置が決まれば、まずは下絵の用意から。絵を描くことが好きなメンバーさんにお任せします。

そうして出来上がった下絵に折り紙で貼り絵をしていきます。ニワトリやヒヨコなど主役はパキッとした色合いの折り紙を使って、背景はオイルパステルで色付けした紙を使うことで淡く濃淡が出るので作品に少し奥行き感が出ます。

長方形に切った小さな折り紙を、丁寧に丁寧に貼り重ねて完成です。

まだ完全に完成はしていないですが今月中に完成予定。とても楽しみです☺︎

以上、今週の大作制作レポでした!


にわとり ひよこ ぴよぴよ
にわとり ひよこ ぴよぴよ



-もち米を収穫しよう-



鎌で刈り取り
鎌で刈り取り

十月十七日、初夏に植えた稲をついに手で刈り取りいいもち米を収穫できました!

食べるの楽しみいい笑顔
食べるの楽しみいい笑顔

多くのメンバーさんは毎年恒例のことなのでお手のもの。いい手際で刈り取って1時間ほどで刈り終えました。暑い夏、38度の暑さのなか雑草を抜いて水を調節してジャンボタニシと戦って、手塩にかけて育てたもち米をいただくのが今から楽しみです。マコモ同様に刈り取りが少し寂しいですが、しっかり首を垂らすほど育ってくれたのでその恵みはありがたくいただきたいと思います。










十一月に第一回餅つきをする予定なのでまたお味の感想はその時のブログでお知らせします。少し田んぼは寂しくなりますが、菌ちゃん農法で育てる野菜たちはまだ残っています。土から育てた畝でじっくり育ってくれている最中なのでこちらも成長が楽しみです ☺︎














-さいごに-


今週のキとの様子をお届けしました。いかがだったでしょうか?祭りが終わって日常に戻り、今月は少し早めの冬支度のようです。夏の日差しを受け止めて大きく育った作物を収穫し、美味しく食べて、もうさっそく食欲の秋。日々体重計に乗るのが怖くなりますが、まだまだこれから鍋の季節とお正月が待っていますね。

最近見た動画の中でイタリアンシェフの方が「笑うと味蕾が開く」と言っていました。そこでは科学的な根拠は示されておらず私には事実か比喩かわからなかったのですが、とてもいい言葉だなと感銘を受けました。キとでは収穫したものなどその時々で調理したものをみんなでシェアして分け合っています。調理の段階から笑顔で楽しくみんなで作って、そして美味しいものを食べてまた顔が綻んで、そうしていくうちにきっと味蕾が開いてさらに美味しく感じるのだろうと感じます。

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一人で食べる「孤食」という言葉が教科書に載るような時代ですが、こうしてみんなで笑顔で分け合ってものを食べられるということはとても豊かで尊いことですね。

これからもたくさん笑ってたくさん食べましょう!!

良い週末をお過ごしください。また来週お会いしましょう♪











〜mayuko心の一句〜

銀杏や 昔の声の 掠れけり


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